気の向いた時の日記

忙しいけど書きたくなったら書く!

ぴーのこと

ぴーはミニチュアダックスのブラックタン。雄で13歳。
性格はビビリの内弁慶。でもとんでもなく素直で優しい。
犬の13歳は人間の70歳くらいという。
でも、まだまだ遊びたくて仕方ない、やんちゃな小学生のよう。

とにかく独りが大嫌いで誰かと一緒に居ないと不安になるぴー。
それなのに、私の仕事は不規則で、朝は早く夜は遅い。
ぴーと一緒にいる時間が少ない。
いつも、夜中に帰ると、待ってたんだよー!と言って怒って出迎えてくれる。
出かける時は、いつも寂しい目をして私を見送る。自分を抑えて私が居なくなるのを黙って見送ってくれる。

大好きなぴー。
あとどれくらい一緒にいれるのかな。
できる限り、一緒にいるようにするから、長生きしてほしい。
優しい優しいぴー。
最近は耳が遠くなってしまって、私が帰ってきても物音に気がつかなくなった。
玄関にいつも出迎えてくれたのに、私が部屋まで行ってぴー呼んで初めて私が戻ったことに気づく。
歳をとったね。
犬の時間は人間の6倍早いという。
そんなに早く生き急がないで。
まだ、一緒に行きたいとこがいっぱいあるんだから。
できれば、私の仕事が自宅でできるような仕事にして、ぴーの留守番を減らして、できる限りはぴーと一緒に居る時間を増やしたりとかしたい。
今までで大きな病気と言えば、腰のヘルニアくらい。でも、二週間くらいで痛みもなくなり今はすっかり腰痛は無いようだ。
ほんとに建康に今まで生きてきてくれた。
食が細いのが心配なくらいだろうか。
ぴーは、動物なのに動物らしい欲がない。つまり、食欲が小さい時から少ないのだ。
例えば、人のものまで取って食べようとはしない。そして、むしろ食欲より大事なことは精神的なことのようなのだ。
すごく神経質なタイプではあると思う。
餌がトレイにあっても、食べなかったりする。そんな口綺麗なぴー。

急に最近寒くなったからか、今朝から調子のわるいぴー。
年齢も年齢なのですごく心配になる。
もし、このまま治らなかったら、、とか、、最悪のことを考えてしまう。
そんな時、私はぴーに何もしてあげてないことを振り返る。
もっと、ぴーが元気で若い時に何故もっと遊んであげなかったのか。自分のことばかり優先してついて回るぴーに留守番させて目先の楽しみに興じてしまったのか。
どんなにか、かけがえのないぴーなのに。
何とか、まだまだ元気でいて欲しい。
一緒にまた、海に行こうよ。
ぴーの大好きな海に!
そして、また一緒に泳ごう!
来年の夏はまた、牛深に行こう!
茂串海岸でフナムシを追っかけていいから!
その願いを、
今、病床のぴーにむかって念じている。