気の向いた時の日記

忙しいけど書きたくなったら書く!

お盆に想う

久しぶりに頭の中を空っぽにして、やらなくてはいけない事ややるべき事ややったほうがいい事やらを何にも考えずに、ただただダラーっとした1日を過ごしている。

思えばこの4年間、いや、この25年間、私はとにかく前へ前へ進もうと生きてきた。 この性分はどうも小さな頃から備わっていた性質だった。 例えばとんでもない失敗をしてしまっても、一時期は当然落ち込み、何をする気も起きない、一瞬の期間はあるが、ほぼその状況に耐えられず、早く挽回したい、早く居心地の良い世界を切り開きたい、という思いが先に立ち、兎に角前へ前へと進む努力を惜しまないのである。

悩むより動け。

そんな衝動が常に私を支配してきた。

そうやって、大概の出来事は私にとっては乗り越えることが可能なミッションとして、突き進んできた。さらに言えば、辛い悲しいことも、全てが自分自身の糧となっていった。

しかし、こういった人生の躓きは生きているうちに、年を取ろうが取りまいが、いつでも出くわす。

問題は、既に半世紀を生きてきた私として、これから先もそんな躓きに対してリカバーできる力が残っているのか、ということである。

なんだか、今の状況から考えると、 兎に角、前に進むことが疲れてきた。

人間、なぜ前に進まなくてはならないのか。 時間が流れる限り、後ろへは進めない。 前に進んだという実感を得ることで自己肯定が生まれる。 それによって安心を感じる。 そう、自分はここまで来れた!だからあとこれだけはやれる! といった風に。

でもね、 虚しくなってしまった。 心にぽっかりと穴が空いてしまって。 今回ばかりは、外からの力を借りないと 前に進むことはできないかなあ。